1st FULL ALBUM『Chantyの世界へようこそ』の誕生から実に786日振りとなる、とーてーちってたらららたーたららっ待望の続編がめでたく愛でたく此方へようこそされました！
外からは止まっているかの様に見えた静かな時間のなかで、着実に歩を進めていた4人。
その強い覚悟と絆があの頃よりも遥かに大人になった歌の表情に怖いくらい滲み出た11曲。
Chanty史上最高峰の緊張感と痛みを誇る、とても呪縛的かつ低体温かつ単純にとんんんんんでもなく格好良い作品です。
しかし、通り一遍な表現でクールに通り過ぎていくようなバンドであるはずがない彼ら。
自らが漂わせたその緊迫感を例のおまじないで解いたその一歩先で見せる無邪気にネガティブなエンドロール『最低』を聴いて、皆様の心の針は喜怒哀楽のどこに振れるのか。
「正解や不正解では図りきれない」と、いつかの唄で歌われた「答え」の一つに触れられそうな気がしてならない高揚感を是非ともその手に。
未だ夢の様に思える嬉しい悲しい出来事たちが確かな現実の上にあることを何度でも教えてくれる愛し苦しい魔法の円盤。
さて、皆様。Chantyの居る世界との面会時間となりました。
どうぞ心ゆくまで文句なしの最高傑作をご堪能あれ！この！幸せ者めが！
