わたくしごと

言わない様で言っている

サイトの復旧も完了し、はてさて今日は何を書こうかしらと思った折、「私がよく思うことシリーズ」のひとつとしてまだお話していないことを見つけました。
というわけで、今日のお題はこれよ。

「言ってないけど、言ってる様に捉えられてしまうことってあるよね」

これ、結構、切、実。なお話。
一方を讃えることで、もう一方に劣を感じさせてしまうこと。もっと言えば、聞き手にそれを感じさせてしまうことへの「恐れ」についてちょっと書かせておくんなまし。
早くもこの時点で「あぁそれあるね」と思われる方がいるなら、もう軽く同志よ。新しいLINEスタンプ審査中なので通ったら買ってね(同族への突発的宣伝)。

例えばそうだな。あなたのすぐ隣に「90年代のヴィジュアル系」を愛してやまない男がいたとしましょう。彼は、今も変わらずヴィジュアル系の音楽を聴いている人で、とはいえ特別熱狂的に応援している現役バンドがいないものとします。
彼は口癖の様にこんなことを言うんだ。

「やっぱり90年代のバンドは最高だよ。今聴いても格好良いもん」

彼、及び聞き手であるあなたの性格にもよりますが、例え彼が純粋に「90年代のバンド最高!(今のバンドも好きだけどね)」と言っていたとしても、聞き様によっては後に続く括弧の中が「(それに比べて最近のバンドはよぉ)」に変貌してしまうことがあります。
業界の人々が口にする「昔のバンドは今と違って~」という発言もそれと同じで、「昔はこうだった」という事実を話しているだけで「今を否定している」と捉えられてしまうというね。嫌ってくらい見てきたわこういうの。

そんな誤解を受けたくない人は「別に今が悪いわけじゃないんだけど」という枕詞を用いて持論を展開しますが、「否定された!」と思ってしまった人にとって、そいつはもはやカッチカチの氷枕。後に続く言葉がなんであれ、相手の言うことを好意的に受け止められない恐れも大有りでございます。
それどころか、「別に今が悪いわけじゃない」という言葉がかえって「否定の念」を浮き彫りにしてしまうこともあります。丁寧に丁寧に神経逆撫でちゃう感じ。
私が最近直面したもので言うと、YouTubeでEXILEのライヴ映像を観ていたときにそれをドスンッと感じました。

私が観たのは、上の映像です。
EXILE第一章の楽曲をATSUSHIさんと当時の相方である清木場俊介さんが一夜限定で歌い上げるという、往年のファンであれば発狂モンのスペシャルライヴ。
カメラが不意に映すファンの姿からもその興奮と感動が手に取るように感じられます。
EXILEに全くと言っていいほど興味を持たなかった私ですら、このダイジェスト映像に収められている楽曲はすべて知っており、それ自体に大変驚いたものですが、今回取り上げたいのはこの映像についたコメントたちについてです。

コメント欄には3000件以上もの投稿があり、「さすが人気者は桁が違うわ」と思いながらひとつひとつを目で追ってみました。
すると、そこには「当時と今のEXILE」を比較した言葉の数々が並んでいたのです。
単純に「今のEXILEは好きじゃない」と明言される方もいらっしゃいましたが、それよりも多く見受けられたのは「今のEXILEが悪いわけじゃないけど」という枕詞から始まる文字の羅列。
それが「純粋な本心」なのか、もしくは「気遣いによる建前」なのかは書き込んだ本人にしか分からないことですが、私みたいな偏屈君がこの手の言葉を見ると「この枕詞に”否定”よりも強烈な何かを感じるなぁ」と、そう感じてしまうのです。切れ味の悪いナイフで心臓をギコギコされている様な気分というか。
ファンでもなんでもない私ですらこんなことを思うのですから、昔のEXILEのことはリアルタイムで追っていなくて「今のEXILEが大好きな人」にとってはそれ以上のものを負う言葉たちなのではないかなぁとも思います。
これに限らず、発言者の抱える「そういうつもりじゃない」という気持ちは、思う様に相手に届かないものです。

並べられたふたつの内「私はこれが好きだ」と片方を手に取ると、「てことは、もう片方が嫌いなんだね」と言われてしまうこと。これは、私自身も過去に何度か経験したことがあります。
このSNS全盛の世において、「言ってないことは思ってないこと」と誤解されることも多く、それに加えてこの「言ってないことを思われてしまうこと」までもがミックスされてしまうと、つくづく「人の目なんて気にするだけ無駄だな」と思ってしまう私がいます。
「そういう捉えられ方をしない様に」といくら言葉を選んでも、そうは受け取ってもらえないこともあり、大昔はそれに対して「俺が嫌いだから、わざとそう思おうとしてるでしょ?」と拗ねちゃうこともあった気がしますが、今となっては「なにを馬鹿げたことを」と自省自省。
傲慢だったなと。「分かってもらおうとすれば、分かってもらえるだろう」という考え自体がね。大人になったもんだわ。

さてさて、今日のお話はちょっとだけ共感を得られるのではなかろうかとワクワクしつつも、それよりなによりLINEスタンプの審査が通るかどうかの方が気になるお年頃でございます。
第4弾となるスタンプは、「あざらしとうさぎとバンギャル」の詰め合わせです。
第3弾の「おもあざスタンプ」の売上で購入させていただいたiPadとApple Pencilを使って、今までよりも綺麗な線で描くことが出来たので、どうにか無事にリリースさせておくれよと念じるばかり。
昔は3ヶ月程かかった審査も今は5日程度で完了するのですから、日本人はまじ働きすぎです。

というわけで、本日もお疲れ様でした。
今日のおしまいに私が新しく覚えた技を披露致します。それ。

審査通るといいなぁ

どうよ!可愛いでしょコレ!おやすみなさい!