わたくしごと

ナデナデぺろち

ここ数日で右手の指紋が徐々に薄くなっており、その影響かスマホの指紋認証が一発で通らなくなりました。
その原因は、とあるゲームアプリにあります。
幼少期から、アニメとゲームにはまるで興味を持たなかった私にとって、「ゲームにハマっている今」というのはなかなかの稀ケースでございますからして、これもご縁とご紹介。

そんなこんなで、生粋のピエラーである私をも虜にしたそのゲームアプリ。
君の名は、

『ナデナデぺろち』!!

完全版らしい

これは、大人気イラストレーターのパントビスコさんが描かれている「ぺろち」という雑種犬をひたすらに撫でるという、非常に難易度の高いゲームです。
内容としては、先程数百行に渡ってご説明差し上げた通り、「ぺろちを撫でる」なのですが、もちろんそれだけではございません。
ぺろちを撫でていると右下にあるゲージがどんどん溜まっていき、満タンになると「ミニゲームチケット」なるものを貰えます。
そのチケットで何が出来るかというと、これまたその名の通り「ミニゲーム」に参加できるのです。

ミニゲームの内容は、アイテム発掘。
ゲーム画面を開くと、そこにはいかにもお宝が眠っていそうな3つの洞穴があるので、その内の1つを選ぶと、ぺろちがパシリの如く洞のなかへ入っていき、中から宝箱を持ってきてくれます。
で、めでたくその宝箱のなかにアイテムが入っていると、自身の「アイテムずかん」のなかにコレクションされると。
あぁ書いてるだけで鼓動が高鳴り、胸が張り裂けそうなゲームだわ。

アイテムの説明もいちいち面白い

ちなみに宝箱のなかには必ずアイテムが入っているわけではなく、無情にも「はずれ」と書かれたペラッペラな紙が入っているだけのことも。
あくまでも私の感覚でしかありませんが、アイテムが揃えば揃うほど「はずれ」の確率が上がっていく様な気がします(10回連続はずれたときの絶望感はなかなか)。
アイテムとはいえ、RPGではないので、それを使って魔人をやっつけたり、ニワトリをバシバシ攻撃して逆襲をくらったりすることもなく、ただただやんわりとコレクションされるだけです(平和)。

ネタバレ(っていう程の仕掛けはないけど)になるのは出来るだけ避けたいので、細かく何がどうという説明は控えますが、ときどきイレギュラーなことも発生します。
その内のひとつとして、ミニゲームの際にアイテムではなく、ぺろち以外の「キャラクター」をゲットすることがあるのです(ぺろち含め全6種)。
なので、ぺろちの毛質に飽きたり、ぺろちと距離を置きたい特別な事情がある場合には、他のキャラクターを撫でて過ごすのも良いでしょう。
6種のなかでも撫でるのが極めて難しいキャラが存在しますので、そやつとの出会いもどうぞお楽しみに。

キャラクターチェンジ以外の気分転換としては、背景の変更があります。

天空世界であったり
『Pretender』っぽい世界であったり

くる日もくる日もぺろちを撫でる。
私は単純にこの行為が楽しかったので苦ではありませんでしたが、思想の強い方がプレイすると、「一体私は何をしているんだろう」と頭を抱えてしまう恐れもございます。
しかし、人間誰しも意味ばかりを求めるのではなく、ときどきは「神秘的なまでの無」に癒されるべきだと私は考えます。深いことは考えず、くすぐったがるぺろちを撫でまくるとしましょう。
ちなみに私がゲームをクリアするまでにぺろちを撫でた回数は、コチラ。

恋人ですらこんなに撫でない

尚、クリアした今も暇さえあれば撫でているので、数値は伸びる一方です。
何桁までカウントされるのかは分かり次第ご報告差し上げますが、もし既にご存知の人がいらっしゃいましたらすぐに教えてください。バリアフリーな指紋により、完全犯罪が可能になってしまうので。

というわけで、今日は私がハマりにハマっているゲームアプリ『ナデナデぺろち』についてお話させていただきました。
ペット禁止の1Kにお住まいのOLや、子が巣立って撫でるものに飢えているシニア世代の方は、是非インストールしてみてください。

ミッフィー、すみっコぐらしの「ざっそう」、シナモロールの「カプチーノ」に加え、新たな溺愛キャラに出逢えて嬉しい限り。
「One human One Perochi」な時代の足音が聞こえてきそうだ。
ではでは、大地を蹴る鋼鉄のぺろちの訪れに怯えながら眠るとします。おやすみなさい。

あざちゃん
あざちゃん
ダウンロードリンクは貼らないよ。
なぜなら、面倒だからだよ。